投稿

5月, 2021の投稿を表示しています

動画撮影の仕事、踊る八百屋の紹介。

イメージ
  去年から動画撮影と編集の仕事をしている。 北杜で一番仲のいい友人が立ち上げたプロジェクトのプロモーション動画で、月一でyoutubeで配信してきたのだけど、今日は11回目の撮影だった。 彼女のプロジェクトは美味しい野菜のオンライン販売。無農薬、無化学肥料、彼女が美味いと断言する農家さんの野菜を全国に届ける仕事。白州の農家さんがどんな風に野菜を育てているのか、その野菜をどう調理するのか、農家さんのロケと手軽な調理法を紹介する動画を撮っている。 彼女はアフリカンダンスのダンサーでもあって、元お菓子屋さんでもあって、まずもって、人間として面白い。魅力がある。最初に北杜で彼女に出会った時、髪の毛が赤かった。太陽光の加減で目が緑色に見える時がある。私と同じくでかい(身長が)。ぶっ飛んだ人生を送ってきている。よって、私には魅力的に見える。はじめは彼女のことを何も知らないで私からナンパした形だったけれど、声をかけずにはいられなかったのは彼女のことを深く知るようになってから納得した。予想を遥かに超えて面白く、知らなかった世界がどんどん開いていった。人を魅了させるとはこういうことだんだろうと思う。 私は東京生まれで、でも東京都の端の町田だから、子供の頃は田舎のような場所もあって、父が畑をやっていたりしたから割と土にまみれて育った。足の裏にとげが刺さって痛かったりはしょっ中だったし、虫も平気で触れた。だから東京から田舎に移住した時、結構田舎暮らしには自信があった。でも実際は違う。私は田舎を知らないし、自然を知らない、と、彼女と出会ってからよく思うようになった。 都会が嫌いなわけではない。ごちゃっとある感じ、雑多な感じ、路地を見ると入って行きたくなる感じ、こちらにはそういうのはない。時々恋しくなることがある。デザイン性の優れた空間、建築物、製品、そういうものは東京にうんとあるけれど、こちらには探さなければ出会えない。ただ、素材感では遥かにこちらの方が味があるものが多い。素材はこだわっているところが多い。雰囲気ではごまかせないし、ごまかさない。多分私はこだわったものが好きなのだと思う。 今日彼女は日本人のプライドの出し方と、外国人のプライドの出し方についての違いを話してくれた。日本人はプライドを表に出すことを否とするけれど、外国人はプライドを全面に出してくると言った。他人が自分...

お寺でJAZZ、ジャンベと帰宅。

イメージ
仲良くさせてもらっている友人からジャズライブの招待券を貰い、娘と聴きに行った。 毎年行われているライブで、今年はコロナの影響なのか野外での実施。飲食の屋台も会場に来ている。去年知り合ったキッチンカーの珈琲屋さん、百番珈琲のモモちゃんも来てる。シンガーソングライターのモモさんもいらしてる。(当店でCD販売中。) イベントで知り合いに会えるのは嬉しい。短い会話だけれど、近況が聞けて、私も頑張ろうという気持ちになる。 久しぶりのライブ。娘とジャズを聴くのは初めて。 知っているナンバーがあればいいなと思ったけれど、知ってたのはわずか3曲。いいサウンド、アイスコーヒーが美味い。 ライブで驚いたのが津軽弁で歌った曲。元旦那が津軽の人だったから、聞き覚えのある音で、娘と大はしゃぎしてしまった。だっきゃ、とか、だびょん、とか、してはんで、とか。 第一部が終わって休憩中に、出演者の方と少し話す機会をいただく。シンガーソングライターのモモさんの恩師なのだそう。ご一緒にどうぞと、全く関係のない私ら親子も一緒に舞台裏へ。津軽弁の曲に驚いたという話をしたら、第二部でも津軽弁の曲をやってくれた。私たちの方を向いて笑いかけて、予定になかったのですが、と言いながら。この粋な感じがたまらない。 聴いていないようで聴いている娘。体がリズムに合わせて動いている。 決めのフレーズがどこでやってくるのか、それが何回やってきて曲が終わるのか、と娘に投げかけてみる。私はどうも曲の構成が気になる。途中で気づいて、娘に何かを言うのはやめにする。娘にはどう響いたのだろうか、と思う。 演奏後は招待券をくれた友人宅へ。友人はアフリカンダンスの先生をしている。 去年からがっつりアフリカンダンスを習っているのですが、ここ最近の私はジャンベにハマっていて、自分のジャンベを持ちたいと思っている。 友人が、ごっつくて手に負えないジャンベがあると言い、皮を張り替えないと叩けない状態だったのだけど、それを修理に出してくれて、叩いてみて気に入れば譲ってくれると言う。そのジャンベが修理から戻ってきていると連絡があり、今日、見に行った。 でかい。重い。中高と部活でバリトンサックスを吹いていて、重さには慣れている方だと思っていたけれど、とてもじゃないけど肩にはかけて叩けない重さ。高い音と中間の音の音分けがしにくい、と友人は言う。叩いてみると分...

ブログの引っ越し、雨の日の散歩。

イメージ
  こんにちは、円です。 5月頭から急展開で新しいことが舞い込んできていたのですが、今週ようやくまとまってスタートを切ろうとしています。毎週水曜日は、オンラインストアを手伝ってくれているえり氏が来てくれる日なのですが、今月はそれぞれ予定が合わず、今週が初の作業日となりました。もう一方、月一でお世話になっているリエ氏も来てくれて、わいわいお仕事をしました。(えりリエDay。)この日はとてもぎゅっと詰まった日で、商談の予定を相談したり、アクセサリー制作の打ち合わせが入ったり、別で予定を決める連絡が入ったり。こういうことって滅多にないのですが、重なる日ってあるんですよね。 重なってはいたものの、快調に物事は進んでいたとその日は思っていたのですが、翌日はとても疲れていて、ミスも発覚、落ち込みました。午後は休息をとってじっくり考えました。 急に反省モードです。やれていないこと、先送りにしていること、色々出てきます。 心底落ち込んだところで、翌日友人が朝の散歩に連れていってくれて、森を歩きました。なかなか捕まらない友人なので、すごい雨でしたが予定通り決行。森の中では雨が弱まります。 半年弱で分かったこと、今ジャストで思っていることを話し、聞いてもらいました。森を散歩して、深呼吸。 ブログを引っ越ししました。 どうもワードプレスのエクスポート機能が作動しなくて、前のブログから記事を移動できません。ブログを書く時もなんだか使いづらかったワードプレス。以前に使っていたGoogleさんのブロガーというブログツールに戻すことにしました。 これまでのブログは残しておこうと思います。 https://lightnesstree.wordpress.com/ 改めて自分の過去の記事を読み直したのですが、わーわーと痒くなりました。過去とはそういうものでしょうか。 森を抜けて友人が、「過去は存在しない」と話し出しました。出だしで、何を言おうとしているのかが分かりニヤニヤして聞いていると、彼も気づいたのか「知ってる?」と言う。はい、頭では分かっています。記憶というものはずっと維持しているものではなくて、過去の出来事はその瞬間の心が発生させるから存在する、ということ。その時発生した過去はずっと昔のことであっても、その時感じた感覚は常に新しい、ということ。何度思い出しても、いつも新しく出会ってい...

【YOGA】ラージャヨガにおける修行段階

イメージ
  今回はラージャヨーガ「魂の科学」に書かれている霊的段階を大まかにまとめてみようと思います。 ラージャヨガの霊的段階 1.食物鞘 ■肉体についての理解 解剖学的な身体の機能、内部構造を理解していく。 (解剖学の知識として 「ネッター 解剖学アトラス」 という書籍がおすすめ。) ■肉体内部の霊視。 肉体の内部をスキャンのようにして見ていきます。 この霊視を使って身体の悪いところを見つけ出し、ヒーリングをされている方もいるようです。 ■チャクラの理解と活性化。 シュスムナー管の理解とその中の各チャクラの理解を得ます。 チャクラの活性化に対しては、正しい呼吸法と瞑想法を伝授されて、実践されていなければなりません。間違った技法を使うと正常にチャクラは活性化されません。偏りが出て、精神不安定、鬱などに発展してしまう可能性があります。 ■チャクラの霊視。 瞑想にて各チャクラを霊視していきます。 チャクラの霊視にはクンダリニーの覚醒が伴っていなければなりません。 ■アパーナ気の霊視。 気の霊視は2段階で学ぶことですが、チャクラが活性化し瞑想で光が見えてきた段階でアパーナ気(下に下げる気の流れ、排出、毒素の発散)の動きを見ることができるようになります。 ■第6、第1チャクラの光の霊視。 ムーラダーラ、アージュナ―からの光を霊視できるまでは根気強く瞑想と呼吸法を続けること。 光がないと精妙な物事は見ることはできない。根気強く修練することによって最後には各チャクラの姿を霊視できるようになる。 ■クンダリニーの覚醒 上記の内容が達成された時点で、クンダリニーが覚醒した段階と言える。 2.生気鞘 ■5つの粗雑元素についての理解。(地・風・水・火・空) ■生気についての一般的説明 (気やオーラというものはヨーガでいう生気のことを指すのではないかと現段階では考えています。) ■5種類の生気の機能の理解。 (1)アパーナ気 (2)サマーナ気 (3)プラーナ気 (4)ウダーナ気 (5)ヴィヤーナ気 ■5種類の補助生気の理解。 (1)デヴァダッタ (2)クリカル (3)クールマ (4)ナーガ (5)ダナンジャヤ ■生気の働きの霊視。 *補足 本書の序文に書かれている以下の2つの項目を理解していることが前提。 ①真我とそれを被う5つの肉体についての理解。 ②原因体、微細体、肉体の関係性につい...

【YOGA】ヨーガスートラ 過去の転生を知ることについて

イメージ
  数日前にある方から、過去生について書かれているヨーガスートラの教えについて情報を頂きました。シェアさせて頂きたいと思います。 ヨーガスートラ 2.39 不貪の戒行において不動心を得たならば、 自分の転生の有様を三世にわたって漏れなく知ることができる。 (訳:佐保田鶴治) 以下は、このスートラに対する説明です。 英文はババジのクリヤヨガのGovindan先生の、“Kriya Yoga Sutras of Patanjali and Siddhas”から、英文の訳は、このスートラを紹介して頂いた方のものです。 As we give up greed or attachment, we begin to identify more and more with the Self. 欲望や執着を手放してゆくにつれて、我々自身が真我であることに気付きはじめる。 From the Self’s perspective, which ranges beyond time and place, knowledge of previous births and tendencies becomes accessible. 真我の視点は時空を超えていて、そこから前世のことや過去の性癖などが判る。 We are no longer tied down to the limited current set of ego-based desires. すると自我に基づく現在の欲求に縛られなくなる。 The storehouse of deep-seated habitual tendencies in the subconscious becomes accessible. It is important to see them with detachment. Many who do not, become overwhelmed by such memories. 但し潜在意識に深く根ざした過去の性癖やカルマの層に達することが可能となったとき、それに執着しないことが大切である。これができない多くの人は、そのような過去世の記憶に圧倒されてしまう。 2012.2.16

【YOGA】アシュタンガヨーガ ヤーマ/ニヤーマ

イメージ
  『魂の科学』の著者、スワミ・ヨーゲンシヴァラナンダ氏はラージャヨーガにおける解脱の道を上級者向けの内容として『魂の科学』で指し示しました。この内容を、おもに瞑想を通して知覚できるようになるにはそれ相応の霊的資格が必要だと言ってます。師はヨーガの初心者のために『実践・魂の科学』(現在は実践・ヨーガ大全として改正版が出てます)を書いています。これはパタンジャリのヨーガスートラに書かれている8段階のヨーガ行法の1~5段階までの内容になります。どなような筋道があるのかを『実践・魂の科学』から、まとめてみたいと思います。 まずは1段階目の「ヤーマ」と2段階目の「ニヤーマ」について。 「8段階からなるヨーガ修行法とは、いわばそこに8つの階段が設けられているようなものです。」 パタンジャリの8段階のヨーガ 1.ヤーマ:禁戒(制限しなければならないこと) 2.ニヤーマ:勧戒(まもらなければならないこと) 3.アーサナ:座法(ポーズ、肉体の浄化と強化) 4.プラーナヤーマ:調気法(呼吸のコントロール) 5.プラティアハーラ:制感行法(感覚器官から意識を引き離すこと) 6.ダーラナー:疑念、精神集中(一つのこと、または一点に集中すること) 7.ディヤーナ:瞑想(瞑想) 8.サマーディ:三昧(真我と一つになる)    「禁戒(ヤーマ)と勧戒(ニヤーマ)(8段階のうちの1段階と2段階を指す)はヨーガにおいて最も基本となる修行法ですが(中略)非常に多くの偉大な先進修行者が、これらの最も基本的な両行法に熟達していなかったがために、解脱の境地に達することができず、遂には感覚器官を楽しませるだけの俗界の深みの中に落ち込んでしまっています。」 ■1段階 禁戒(きんかい) Yama 心の平安を得るためには、他者とのエネルギーの交流の中に私達の存在が成立しているという事実にめざめ、自ら発する他者への行為を良好にする事が大切です。これは「出したエネルギーの質が、何らかの形で、同じ質のものが当人に帰ってくる」と云うカルマの法則を基盤にしています。 ①非暴力(アヒンサ)仏教では不殺生戒 生きとし生けるものに無用な暴力、殺生をくわえない。 すると、害されなくなる。 ②正直(サティア)仏教では不妄語戒  言葉と行動を一致させ誠実なものとする。すると、信頼を得る。          ...

【YOGA】ラージャヨーガ 3年間の修練段階

イメージ
  変化には、人それぞれ段階がある。変化の段階は今までの過去生で積んできたカルマによって決まることだということは分かってきたのだけど、霊的な道を行く人にとって、自分が今どの段階にいるのかという疑問は多くの人に起こることだと思う。またどのような段階を踏めばいいのか、私自身もとても興味のあること。そこで、今わかることをまとめてみようと思う。 ここ最近手にした本で、「魂の科学」スワミヨーゲンシヴァラナンダ著の本に、この解脱への段階が書かれている。著者が教えるラージャヨーガは3年間という期間で解脱の境地に導くものとしている。これはアシュタンガヨーガの8段階のヨーガ行法(パタンジャリのヨーガスートラ)の4段階目からの行法と類似。 【ラージャヨーガ1年目】 少なくとも2時間は身体を動かすことなく座り続けることができなければならない。調気法も完全に修得せねばならない。 1.制感行法 外界にある物事によって感覚が左右されないように感覚器官の働きを抑制し、思考と想像の働きを抑制できるようにしていく。 2.精神集中行法 身体内の内的心理器官や外界の一つの物事にのみ精神を集中し続けられるようにする。 3.瞑想行法 身体の粗雑な部分である食物鞘に向かって瞑想をほどこす。有尋三昧の境地。この境地は対象物を認識するための一つの段階。 4.クンダリニーの覚醒 クンダリニーを活性化させ、背骨の中を通っているスシュムナー管の上にある6つのチャクラの中に入っていく。身体内の精妙な知識を得る。 5.生気鞘に関する知識を得る行法 有尋三昧(クンダリーニの覚醒時に達する境地)の中で食物と生気の両鞘(コーシャ)を区別できるようになってくるが、この段階では生気(プラーナ)に関するあらゆる知識を直覚しうるようにならなければならない。 【ラージャヨーガ2年目】 1.後頭部の空間ブラフマランドラに入る行法。 瞑想をさらに深めていくと、有想三昧の境地に入ると、ブラフマランドラ内部にある意識鞘と理智鞘を霊視できるようになる。共に両鞘の関係をも霊視できるようになる。 2.意識鞘内にて(霊視する内容) ここでは有想三昧の境地にあって、内的心理器官の一つである意思を霊視し、さらに知覚器官と運動器官とそれらの機能、また、それら感覚器官との間で情報の授受を行う意思の機能といった事をも霊視せねばならない。 3.理智鞘にて(霊...

【YOGA】カルマについて

イメージ
カルマについての基本的な知識を、いろいろと調べている。 年末からの流れで、『ババジと18人のシッダ』の著者、マーシャル・ゴーヴィンダン氏が現在普及に努めているクリヤー・ヨーガの第一イニシエーションを受講することを決めた。そのHPで電子書籍が販売されているが、その内容に現在のテーマ、「カルマ」について書かれていたので、今日はその内容から理解したことを書きたいと思う。 ■カルマとはどういう仕組みで人生に影響を与えているのか。 まず人生において選択した行為がカルマの保管所に蓄積される。その蓄積された行為によって、その魂の質が決まってくる。例えば、思考、言葉、感情。それらの行為の蓄積で、生まれてくる環境や容姿が定められ、その人生において潜在的にその人の思考の癖、言葉の癖、感情の癖が結果として現れる。要するに今までの選択の結果がその人生の結果として現れている、ということになる。この潜在的に蓄積された癖をヨーガにおいてサンスカーラというらしい。 ■カルマには3種類のものがあることが分かった。 1.サンチタ・カルマ:前世から積まれてきたカルマ。現世、来世で現れる。 2.プラーラブタ・カルマ:現世で清算されなければならないカルマ。(または運命) 3.アーガーミ・カルマ:現世で積まれた新しいカルマ。来世に持ち込まれる。 つまり、サンチタ・カルマの前世から積まれてきたカルマから、現世、その後の人生で清算されるカルマを待ちだされる。たとえ現世でいずれかのカルマを解消したからといって、バックにはカルマの貯蔵庫があり、うんとカルマが蓄積されている。 HP:ババジのクリヤーヨガ http://www.babajiskriyayoga.net/japanese/home.htm 電子書籍「クリヤー・ヨーガ:道を照らす光」 http://www.babajiskriyayoga.net/japanese/bookstore.htm 2012.2.1

【YOGA】ラージャヨーガ 3種の身体と5つの鞘

イメージ
ラージャヨーガ 序文 【3種の身体と5つの鞘】 真我は3種の身体によって隠されている、この真我をどのようにしたら霊視できるのかが本書の主題。 真我は3種の身体によって被い隠されている。①肉体、②微細体、③原因体。この3つの身体は真我を守る城のようなもの。真我は城主。 「私」という場合、そう呼ばれているものは2つの実存原理(Tattwa)が集まってできている。生命のない物質(Jada)と生命(Chetan)。生命は生命のない物質の中に隠されている。生命そのものである真我の居どころは、 物質元素から創られているこの身体。 ①肉体 肉体は粗雑体と呼ばれる。この肉体は5種の粗雑元素からできていて、過去に行った行為を反映して創り出されている。そしてこの肉体は2つの部分からなっている。そのうちより粗雑な部分は食物鞘(Annamaya Kosha)であり、もう一つは生気鞘(Pranayama Kosha)。これらの鞘はともに城主である真我に粗雑次元での奉仕をしているけれど、こうした肉体自身が奉仕する力を持っているわけではない。この奉仕の力、エネルギーは実は身体の内側にある別の身体から送られてくる。 ②微細体(Sukshma Sharira) 別の身体とは、微細体のこと。(真我を被い隠している3つの身体のうちのひとつ。)微細体は、非常に微細な気体のような物質からできている。肉体全体の内に浸透し広がっている身体。力の面から言えば、この微細体は肉体を動かす立場にある。 肉体の動きのすべては、この微細体から送られてくる力や刺激によってのみ惹き起こされる。この刺激として伝わってくる力の中には、①知識、と②運動、とういう2種の力が混ざり合っている。これら2種の力によって生命力が生じ、肉体の全ての機能が保たれている。 微細体も2つの部分から成り立っている。 一つは運動の力が勝る意識鞘(Manomaya Kosha)。もう 一つは知識の力が勝る理智鞘(Vijnanamaya Kosha)。この知識と運動という生命力もこの微細体に属するものではなく、他のもう一つの身体が微細体内部に満ち溢れており、この身体から微細体へと生命力が伝えられている。 ③原因体 このもう一つの身体を、カーラナ・シャリーラ、または、リンガ・シャリーラ、アヴィヤクタ・シャリーヤと呼ばれている、いわゆる原因体である。(真我を被い...

【YOGA】ラージャ・ヨーガ 1年目

イメージ
ラージャヨーガに関してまとめ。 ラージャヨーガは3年間という期間で解脱の境地に導くものとする。 ラージャ―ヨガ1年目 少なくとも2時間は身体を動かすことなく座り続けることができなければならない。 調気法も完全に修得せねばならない。 ①制感行法:外界にある物事によって感覚が左右されないように感覚器官の働きを抑制し、思考と想像の働きを抑制できるようにしていく。 ②精神集中行法:身体内の内的心理器官や外界の一つの物事にのみ精神を集中し続けられるようにする。 ③瞑想行法:身体の粗雑な部分である食物鞘に向かって瞑想をほどこす。有尋三昧の境地。この境地は対象物を認識するための一つの段階。 ④クンダリニーの覚醒:クンダリニーを活性化させ、背骨の中を通っているスシュムナー管の上にある6つのチャクラの中に入っていく。身体内の精妙な知識を得る。 ⑤生気鞘に関する知識:有尋三昧の境地の中で、食物と生気の両鞘(コーシャ)を区別できるようにする。生気に関する知識を直覚できるようになる。 スワミ・ヨーゲンシヴァラナンダ著 「魂の科学」より 2012.1.24 

【YOGA】ガーヤトリマントラ

イメージ
सूर्य ॐ भूर्भुवः स्वः तत्सवितुर्वरेण्यं भर्गो देवस्य धीमहि । धियो यो नः प्रचोदयात्‌ ॥ om bhūrbhuvaḥ svaḥ tatsaviturvareṇyaṁ bhargo devasya dhīmahi |dhiyo yo naḥ pracodayāt || オーム ブールブヴァハ スヴァハ タットサヴィトゥルヴァレーンニャン バルゴー デーヴァスヤ ディーマヒ ディヨー ヨー ナハ プラチョーダヤートゥ すべての力の源なるものよ その光、遍く世界を照らせり わが心をも照らせり わが心も、その光となさしむるがため LIGHTNESSTREE http://lightnesstree.shop-pro.jp/